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会長のひとりごと

「高校2年生」

京都市の(有)フロントの武村社長のご子息、風助さんが中学3年生のときの2年前、開催した「タニサケ塾」に親子で初参加以来、今回は一人で2回目の参加をされました。
 風助さんは高校2年生ですが、14名の社会人の皆様と一緒に熱心にメモを取りながら1泊2日の研修を受けられました。
 その風助さんが塾を体験しての感性豊かな感想文を書いてくださいました。

 2回目のタニサケ塾に参加させていただきありがとうございました。
 初参加させていただいた2年前から何も変わらず、ずーっと行われているトイレ掃除を再び体験し、2年前に松岡会長から丁寧に教えていただいた言葉を思い出しました。
 「一つのことを根気よくやり続ける者に、人は頭を下げる。何でもいいから、まず一つのことを決め、自分の使命と思い、覚悟をして一生やり続けなさい」という言葉でした。この言葉を聞いたときは、なるほど、がんばってみようとは思いましたが、実際に、やり続けたらどうなるのか全く分かりませんでした。
 2年前と変わらずきれいなトイレを見たときに継続することの凄さを実感し、教えてくださったのはこういうことだったのかと理解しました。
 工場見学では改善についても学びました。前回も工場見学をさせていただいたので、自分の中では勝手におさらいのつもりだったのですが、新たな改善提案によって、自動で水の量が調節できたり、注水が出来るようになっていたり、機械でホウ酸の重い袋を持ち上げられるようになっていたり、敷地出入口の施錠用チェーンを収納できるように「かご」が取り付けてあったりと、工夫一つで出来る小さな改善にも今回は気付き、学ぶことが出来ました。
 今回のタニサケ塾では「継続と改善」の大切さを学びました。そして山登りのときには、タニサケ様の清水社長から「習慣」についてたくさん教えていただき、同じ部屋の会津若松市の樋山社長には「いろいろな生き方」のお話を楽しく教えていただきました。一人での参加でしたが、研修の終わる頃にはいつのまにか、僕にはたくさんのお父さん、お兄さん、お姉さん達ができました。
また、ぜひ参加させてください。(以下略)
京都市 高校2年生 武村風助


(フレッシュタニサケ2019年2月号より抜粋)

「人間貴晩晴」

明治・大正時代において経済界の巨人といわれた渋沢栄一の生涯を貫く考えは、道徳と経済の合一ということでした。これを別の表現でいったのが「論語(ろんご)と算盤(そろばん)」です。経済や商売の根本に道徳を置くという考えです。
 渋沢栄一が一橋家の家臣であったころ、西郷隆盛や新撰組の近藤勇(いさみ)・土方歳三(ひじかたとしぞう)らとも仲よくなり、人柄を愛され、能力を高く評価されていました。 
 農民の出身ながら、後(のち)に徳川15代将軍となる一橋慶喜(ひとつばしよしのぶ)に才能や手腕を認められ、フランスに渡航する機会に恵まれました。パリで世界大博覧会が開かれ、日本の使節団として徳川昭武(とくがわあきたけ)(慶喜の弟・14歳)が行くことになり、そのお伴(とも)を命ぜられたのであります。ときに栄一は28歳です。
 先年までの攘夷論者(じょういろんしゃ)が、西洋の文化に圧倒され、経済や商法を学んで帰国します。このとき、使節団一行の会計係であった栄一が、約2万両の金をフランスの公債と鉄道会社の社債にしておいて、倍の4万両に増やした話は有名です。
 渋沢栄一は、日本で初の銀行を創設し、王子製紙等、多くの企業を創りました。生涯に関わった企業は約500社といわれています。その数々の偉業の大本(おおもと)は道義的経営でした。
 昭和4年89歳のとき、天皇からただ一人だけで昼食にお招きを受けました。高齢の栄一のために、特にやわらかいものばかりが用意されていて、お若かった陛下が栄一の長い「身の上話」を優しくお聞きくださったそうです。
(以下略)


(フレッシュタニサケ2019年1月号より抜粋)

「心の教育講演会」

平成30年10月12日(金)に宮崎市立大宮中学校で「心の教育講演会」が開催されました。講師は、西宮市甲陽園で「ケーキハウス ツマガリ」を営(いとな)まれ、平成23年に「現代の名工」を受賞された津曲 孝社長と村上隆二取締役、そして私の3名が招かれました。
 津曲社長は、自分を大切にし、恥をかきながらも、他人と比べず、頑張(がんば)り抜くことの大切さを、村上取締役は、積極性を持ち、日々挑戦し続けることの大切さを、そして私は、これからの長い人生を歩んでいく上でのヒントになることを、生徒さんや教職員、保護者の方々、580名にお話しました。  講演終了の数時間後、水元校長先生が宮崎空港まで「即行」で届けてくださった生徒さんの感想文が、あまりにも「よかった!」ので紹介します。

津曲社長の講演を聴いての感想文
 僕は、今まで自分を愛せませんでした。字も汚(きたな)いし、運動もできず、嫌(きら)いなところがたくさんあります。しかし、今日の講演のお話は僕の心に響きました。僕はこの命を何とも思っていなかったみたいです。津曲さんの「この世に生を受けた自分を一番愛せ」という言葉が、心に残りました。ですので、僕は今日から自分を愛そうと思います。どんなときでも自分らしく、恥(はじ)をかきながらでも生きていきたいと思いました。いつか津曲さんの「焼き菓子」を食べに行きます。本当にありがとうございました。 (1年生、男子生徒)
(以下略)


(フレッシュタニサケ2018年12月号より抜粋)